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ほとんど最後の月の研修生活

2月です。研修生活、ほぼ最後の月、なんて書くのは嫌ですが
とうとうカウントダウンの1ヶ月です。

 長かった夏休みが終わって、新しく学校が始まった2月。
今まで親しんできた子は2年生に進級し、新しい生徒たちも入ってきました。
1ヵ月半の間に、子どもたちは背が伸びて、しっかりとしゃべれるようになって、
抱きあげたときに今までに無かった重みを感じたりして、
ああ、大きくなったなあとしみじみします。

 2月の半ばから、ブラジルの学校のことをもっといろいろ知れるようにと、
中学生や高校生の授業見学をさせていただきました。
教室の後ろに席を用意してもらって、興味のある授業を見学させてもらったのですが、
中学生くらいから日本の学校の違いも色々出てきてとても面白かったです。
みんな、授業に関係あることも無いことも良くしゃべる。
教室はとってもにぎやかで、最初はびっくりしました。
今まで離したことの無かった学校の先生方とも話す機会ができて、
ずーっと悩んでいた「なかなか会話ができない」と言う状況を
少しだけ改善できたと言うか、自信が持てた気がします。

ちなみに先生が説明している内容ですが、高校生になるとほとんど理解できません。
6年生(11歳)くらいの子達の授業はわかる。8年生くらいからわからなくなってくる。
自分のポルトガル語の聴解能力レベルもなんとなくはかれて面白かったです。
でもやっぱり、幼稚園が一番ほっとするし大好き。

話は変わりますが、夏休みの最後の週に
同期の田中さんとベレンへ旅行へ行きました。
長年ベレンの研修生がお世話になってきた方にお会いしたり、
ファームステイをしたり、同期の矢澤君の研修地を尋ねたり、
美味しい海の幸を食べたり、沢山の出会いがあって、
いろんなことを聞いて、話した一週間でした。

新学期が始まってから、今までの中で一番充実しているし
前向きに過ごせている気がしますが、これはきっと、
旅行を通して残りの日々の過ごし方や帰国後のことについて
考えをまとめることができたからだと思います。

一緒にブラジルを楽しめる同期がいること、
そして普通の旅行者としてきていたら出会えないような縁に恵まれたこと、
ブラニチの良いところをしみじみと感じた旅行でした。

これを書いている二月末時点で、ブラジル滞在は残り2週間ちょっと。
なんだか帰国することがまだまだ信じられないですが、
少ない日々も悔いの無いように過ごしたいと思います。

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飛行機から見たベレンの街とアマゾン川。

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マラジョー島の水牛。曲線美。

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アルモニアではひな壇絶賛展示中。



「こどものその」の豆まき

研修先「こどものその」では、日系の施設ということもあり
日本の季節の行事を大切にしています。
2月は、豆まきをしました。

前日から、当日のおやつに食べるおまんじゅうを用意して↓

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当日、こどものそのでは、みんなで法被と浴衣を着ます↓
日本の冬だと寒そうですが、季節が反対のこちらは今が夏。
ちょうどいい具合です。

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鬼登場!JICAシニアの方が扮しました↓
恐すぎです。みんなおびえてました…

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さぁ行くぞー!各部署を隅々までまわります。
豆だけでなく、個包装の飴を一緒にまいて、みんなで拾います↓

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鬼退治終了!

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終わった終わった。
今年も一年、皆が健康でありますように。

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私の研修生活

研修先の友達に“田舎生活について知りたいから教えて〜”と話をしたところ、
友達“じゃあ、私の実家に1週間泊まったらいいよ”
私“えっ、いいの…?!”
という流れで友達の実家で田舎生活を体験してきました。

友達の実家はラージェスから車で1時間ほどの場所にある
São José do Cerritoという町にあります。
ラージェスよりもずっと小さな町で人口の約7割の人が田舎で生活をし、
農業に携わっているそうです。
町と町を結ぶ道はアスファルトで舗装されていますが、
途中から舗装されていない土道に入ります。
そこを30分くらい車で走ったところに友達の実家がありました。

着いてみたら、本当に田舎でした。
山と川と畑と動物と人と家しかありませんでした。
聞こえてくる音は、鳥の鳴き声、風の音、雨の音、たまに家の前を通る車の音ぐらいです。
久しぶりにインターネット・携帯電話が通じない環境の中で生活しました。

家には友達の両親と二人の兄弟が暮らしており、畑ではfeijãoや
トウモロコシにキャベツ、レタス、キュウリ、人参、落花生など様々な作物を栽培しています。
また、馬、肉牛、乳牛、豚、鶏、七面鳥、ガチョウが飼育されていました。
採れた作物や育てた動物を売って収入を得ています。

二人の兄弟は家の仕事を手伝っていて、お父さんと兄弟は
朝起きたら畑を耕しに、山へ芝刈りに出かけてきます。
お昼の時間になったら戻ってきて、ご飯を食べて昼寝。
午後に起きてから再び畑か山に出掛けていき、
日が暮れる前に家に戻ってくる、という毎日です。

お母さんは食事の準備、掃除、洗濯などの家事全般の他に薪を割ったり、
家畜に餌を与えたり、野菜の収穫に種まきなど畑の仕事も手伝います。

決して贅沢ではないけれど、無理をせず、無駄のない生活を送っていました。
家族がいて、食べ物があり、自然があり、住む家があり、(洋服は買います。)
余計なものがなく、とてもシンプルな生活でした。
少しの間でしたが生活を共にし、田舎での生活がどういうものかを知ることができました。

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牛を使って畑を耕すお父さん

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牛を呼ぶお父さん

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トウモロコシ畑とお母さんの手

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乗馬に挑戦!




旅行

そろそろ研修期間も終わりに近づき、どこか旅行に行きたいな〜。
そう思っているとき、丁度、同じ研修生の今井さんに旅行に行かない?と誘ってもらえました。
ナイスタイミングのお誘い!もちろん返事はイエス!
ということで、サンタカタリーナ州のラージェスで研修中の森下さんにも声を掛け、
ずーと行きたかったコースを全部入れて、めでたく下記の場所を旅行する日程が決まりました。

2月14日〜20日までのロングラン。
⁂❤サンタカタリーナ州 ラージェス
 (森下さん研修地 ヤクルト工場見学&観光)
⁂❤イグアスの滝  (世界3大滝の一つ、大量の雨により迫力UP中)
⁂❤ベロオロゾンテ (今井さん研修地 ウジミナス外観見学&観光)
❤オーロプレット  (1711年に金が発見されてから、18世紀の約100年の間に世界の金の
半分以上を産出した町。歴史的な街並みは1980年にユネスコ世界文化遺産に登録されている)

サンタカタリーナ州 ラージェスは、サンパウロからバスで12時間。
バスの中で私が起きていた時間は、1時間も無い・・・。
到着後、ヤクルト工場へGOGOGO!工場では、研修先請負人のアンジェロさんが、
リンゴジュースを作る工程をわかりやすく教えてくれました!
その後、工場見学、食堂でのお昼をご馳走になりました!ありがとうございます!

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剣に説明してくださるアンジェロさん↑
森下さんと今井さんの通訳のおかげで、理解できました。

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ヤクルト従業員さん送迎バス。北海道みたいな自然!!

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4人で記念撮影。眩し過ぎて、半目の私。。。

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色んな濃縮度のリンゴジュースを飲ませてもらいました!


続きまして、ラージェスよりバスでなぜか14時間。。イグアスの滝!!!!
雨で増水して、いつもの4倍の水量だとか!!!
迫力満点!豪快な水しぶきでびっしゃびしゃ!

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ブラジル側から(アルゼンチン側の滝が見えています)

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ボートツアーで滝の下まで行けます!興奮します!

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滝にボートが3回つっこみます!イグアスの水をかぶれます!

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勢いが凄すぎて、水しぶきで白くなっている滝周辺
いやーやっぱり水が増量しているときは迫力が増すそうで。行けてよかったー!


続きまして、イグアスの滝より飛行機で2時間くらいのミナスジェライス州 
州都ベロオリゾンテ!今井さん研修地のウジミナスの外観は激写できませんでしたが、
非常に大きな建物でした。規模が違います!マスピのように横長の建物で、圧倒されました。

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Igreja da Pampulha 有名な教会の前で昭和的ポーズ

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北海道札幌市の旭山公園の景色に似ています。懐かしい。。


続きまして、ベロオリゾンテよりバスで1時間半くらいのオーロプレット!

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フェイラと教会。空とのコントラストが素晴らしい。オーロプレット!

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昔の市役所。1階は牢屋だったので、鉄格子がハマッテマス。

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伝統的なミナス料理。美味しいの一言!オクラと鶏肉も美味!

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街並みに混ざりこむ森下さん。ステキ。ふふふ。

 という具合に、一気にブラジルの観光地を巡る旅でした。
今井さんと森下さんのおかげで本当に楽しい旅となりました。
特に、私のポルトガル語は初級から進んでおらず、
二人が色々とわからない事を現地の方に尋ねたりしてくれました!すごい!
むしろ頼りっぱなしで、ゴメンナサイ!

旅を企画してくれた、今井さんに本当に感謝!
見た目によらず、グイグイな強気発言(ポルトガル語)で笑わせてくれた森下さんに感謝!
旅はいいものだー。研修生として同期と行ける旅も、これが最後。
またいつか、一緒に旅行に行けたらいいな。そう思える人たちに出会えて良かったー。


おしまい


モヘーチス訪問

1月初めにパラナ州はモヘーチス(Morretes)という町を訪ねました。

訪問の目的は日本の友人から預かったプレゼントを友人のいとこのニベアさんに渡すこと。
その友人とは、私がブラジルに来る前、札幌にあるスクールで
一緒にポルトガル語を勉強していました。
彼はニベアさんと交流する為にポルトガル語の勉強をしています。
そして、毎年プレゼントとお手紙を日本から贈っているのです。
今年は私がブラジルにいるので、ぜひ私から直接プレゼントを
渡してほしいという言葉を頂き、モヘーチスに行ってきました。

ニベアさんは日系2世。
お父さんが札幌出身の1世で、お母さんがイタリア系のブラジル人です。
甥っ子、姪っ子家族も含めて五つの家族が一緒の敷地内で(家は別々ですが)暮らしています。
ちょうど連休中だったので、サンパウロ州のマリリアやパラナ州の
マリンガから帰郷していたご家族にもお会いすることが出来ました。
また、パラナ州の州都であるクリチバにも連れて行っていただき、
クリチバに住んでいるニベアさんのご兄弟にもプレゼントを渡すことができました。

皆さんプレゼントをとても喜んでくれました。
プレゼントは風鈴でした。
風鈴が鳴る度に日本にいる友人のこと、親戚のことを思い出してくれたら嬉しいです。

滞在中に心に残るエピソードがありました。
ある日の夜、ニベアさんが彼に電話をしよう、と提案をしました。
二人は手紙を送り合っていますが、話しをしたことは
ニベアさんが日本を訪れた1983年以来無い、とのこと。
ニベアさんは日本語が話せず、友人はポルトガル語を勉強中ですが、
まだ話している内容を理解できないからです。

そこで、私が初めに友人に電話をかけました。
ドキドキしながらダイヤルを押しました。
彼と少し話しをした後、ニベアさんが“声だけでも聞きたい”と言い、
ニベアさんに受話器を渡しました。

少しの間でしたが、二人は27年振りに会話をすることが出来ました。
ニベアさんもとても喜んでいたし、友人の“涙が出るほど嬉しい。
ありがとう。”という言葉に私も胸が熱くなりました。

この時、本当にモヘーチスまで来て良かった、と思いました。
これからもこのつながりを続けていって欲しいです。

私にとってもニベアさん家族と一緒に過ごした時間は
幸せでかけがえのない時間となりました。
たったの10日間でしたが、本当の家族のように一緒に過ごし、
深い関係を築くことができました。

私もこのつながりを続けていきます。

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ニベアさんの家のシュハスケイラ“HOKKAIDO”